院長コラム

2012年2月 3日 金曜日

「謙のみ福を受く」

最近、脂肪吸引や注入をはじめとした手術手技の研修、見学をさせてほしいという美容外科医からの問い合わせを受けることがよくあります。さすがに手術をやっていただくことはありませんが、患者様の了解を得たうえで見学の先生が一緒に手術室に入ることもあります。

もちろん、まだ美容外科医となって間もない先生やこれから美容外科医を志す若い先生が多いのですが、中には明らかに自分より年齢や医師としての経験が多い方もいらっしゃいます。

もともと自分は、人に見られながら何かをすることは苦手で人に物を教えることもあまり得意ではありませんが、分かりやすく教えるために自分の中で整理することで理解は深まり、質問されて初心に戻り初めて気付かされることもあります。
しかし、そういった中で自分が改めて強く感じたのはもっと根本的なところ、即ち向上するための姿勢そのものです。

日進月歩の医学の世界でなによりも大事なことは「謙虚」であることだと思います。以前の自分は謙虚というものを大きく履き違えていました。自分自身にまだまだだと言い聞かせ、時には自分の本心を偽ること自体が謙虚な姿勢だと考えており、謙虚であることは周りの評価を高めるための、いわば処世術の一つのように思っていました。しかし、本当の意味での謙虚は全く逆です。「謙虚である」ということは「本来の自分をあるがままに見ることができる」ということです。

「人間はもともと自分の欠点を見ないように生きている。自分の間違いには盲目であり、自分こそが正しいと無意識に思っている。鳥が泳げないことを魚が笑い、魚が歩けないことを犬が笑い、犬が飛べないことを鳥が笑うようなものだ。放っておけば人間はありのままを見ることができない。自分が見えること、考えること、感じることが全てだと思い込み、その偏った狭いものさしで他人を評価し、否定し、批判する。」

かなり前なのですが、自分が形成外科医として勤務している頃にその時の上司から勧められて読んだ文章を引用させていただきました。物事が順調にいっている時にこそ思い返すべき言葉です。人にはそれぞれ長所、短所があり、その長所をそれぞれが発揮して、補い合い、学びあう。その先にさらなる成長があるのだと思います。

日常の診療の中にもまだまだ成長する余白は残っています。100パーセントの患者様に満足してもらうことはかなり困難です。「もう少しこうであれば・・・、思っていたのとはここが違う」そういった貴重な御意見を正面から受け止め、その大切な意見にどうすれば応えていくことができるのか、そして次にどう生かすことができるか、患者様とともに、当クリニックも貪欲に成長していきたいと思っています。

投稿者 大阪雅美容外科 | 記事URL

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